吹き出しを表示するには、やること「フィールドに吹き出しを設定する」を使います。


「フィールドに吹き出しを設定する」の基本的な使い方


吹き出しの内容はリッチテキストを使用できるので、文字の色やサイズ変更した吹き出しも設定できます。

●カスタマイズ(やること)の例


●「メッセージ」の設定を開いて文字列入力画面を出した場合


●実際の表示イメージ



また、画像を貼る事もできます。

●カスタマイズ(やること)の例


●「メッセージ」の設定を開いて文字列入力画面を出した場合


●実際の表示イメージ

※画像の貼り付けについては、別記事「スペースやメニュー位置、ダイアログ、吹き出し内に画像を表示できますか?」を併せてご覧ください。


応用例:フィールドの値が変わると、吹き出しの内容が動的に変わるようにする

少し応用的な例として、フィールドの値を変更した際に吹き出しの内容が動的に変わるようにしてみます。


kintoneのフィールド設定

フィールドを次のように用意します。

※フィールド名とフィールドコードは同一の値を指定しています。

フィールド名/要素ID

フィールドタイプ

会社名

文字列(1行)

担当者名

文字列(1行)



カスタマイズの設定


このカスタマイズを実際に表示すると次のようになります。


アクション4ではやること「フィールドに吹き出しを設定する」、条件「追加画面・編集画面・詳細画面のいずれかを表示した時」を設定し、初期表示を行っています。

やること「フィールドに吹き出しを設定する」のパラメータは


フィールド:担当者名


メッセージ:

他フィールドの値を吹き出しに表示することも可能です。

試しに会社名フィールドの値を変更した後、吹き出しを確認してください。


会社名:${会社名}


としています。


続いてアクション5、2はフィールドの値を編集して値が変わった時に、吹き出しを再設定しています。(再設定を実現するために、吹き出しを削除して改めて設定しています。)


アクション5ではやること「フィールドの吹き出し設定を削除する」、条件「フィールドの値を編集して値が変わった時」で「会社名」フィールドの値が変わった時に、担当者名フィールドの吹き出しを削除しています。

またアクション2では、やること「フィールドに吹き出しを設定する」で再設定を行っています。

※やること「フィールドに吹き出しを設定する」のパラメータ(フィールド、メッセージ)はアクション4の設定と同一です。


まとめ

やること「フィールドに吹き出しを設定する」を使うと、吹き出しでアプリをより使いやすくカスタマイズする事ができます。

お試しいただいてご不明な点がございましたら、チャットでお気軽にお問合せください。