複数のプルダウンを配置し、ひとつ目のプルダウンの値によって二つ目のプルダウンの選択肢を変更したい場合、やること「プルダウンをスペースに配置する」で実現可能です。

なお、このカスタマイズはテーブル内ではご利用できませんのでご注意ください。


今回のカスタマイズでは、二つのプルダウン「選択肢1」と「選択肢2」を表示し、「選択肢2」で選ばれた値を「選択された値」フィールドにセットします。

選択肢は下記の通りです。


選択肢1で選ばれた値

選択肢2で表示される項目

A

A1

A2

A3

B

B1

B2

B3

C

C1

C2

C3


なお、今回のカスタマイズはプルダウンの数や、プルダウンの選択肢の項目数が多くない場合を想定しています。

プルダウンの数や項目数が多い場合は、別途項目用のkintoneアプリを作成いただき、やること「フィールド値をレコードから選択するプルダウンを作成する」の方がおすすめです。

この場合の詳細なカスタマイズは、住所をプルダウンで入力するkintoneカスタマイズ  をご確認ください。


kintone アプリの設定

選択された結果をセットするフィールドとして、文字列(1行)フィールドの「選択された値」を作成しておきます。

また、プルダウンを作成する場所として、スペースフィールドを2つ作成します。


フィールド名

フィールドコード/要素ID

フィールドタイプ

選択された値

選択された値

文字列(1行)

pull1

スペース

pull2

スペース


カスタマイズ

まず、ひとつ目の「選択肢1」のプルダウンを作成します。

やること「フィールド値をレコードから選択するプルダウンを作成する」、条件「追加画面・編集画面を表示した時」を指定します。

スペースには「pull1」を指定します。


選択肢には、改行で区切ってA、B、Cの値を指定します。

このように指定することで、A、B、Cの選択肢を持つプルダウンが作成できます。


次に、二つ目の「選択肢2」のプルダウンを作成します。


やること「フィールド値をレコードから選択するプルダウンを作成する」、条件「プルダウンの選択を変更した時」を指定します。

スペースには「pull2」を指定します。


条件「プルダウンの選択を変更した時」は、名前のとおりプルダウンの選択が変更されたときに発生する条件です。選択肢1を作成したアクション76を指定することで、選択肢1で選択項目が変わったとき、という条件を指定できます。


また、アクション77のポイントとなるのが選択肢です。

選択肢では、 if 関数 を使用し、アクション76で選択された項目によって、選択肢を切り替えます。


${if($76="A","A1",if($76="B","B1","C1"))}

${if($76="A","A2",if($76="B","B2","C2"))}

${if($76="A","A3",if($76="B","B3","C3"))}


各行に if 関数 を設定し、アクション76の結果がAだったときは選択肢としてA1、BだったときはB1……のように設定します。


次に、選択肢2のプルダウンの値が選択されたときに、フィールド「選択された値」に値をセットします。


やること「フィールドに値をセットする」、条件「プルダウンの選択を変更した時」を指定します。


ここまででプルダウンの設定は完了です。

下記は、フィールド「選択された値」への直接入力を防ぐための「フィールドを無効化する」と、選択肢1のプルダウンが未選択になった際にフィールド「選択された値」をクリアするための「フィールド値をクリアする」の処理です。


以上で、プルダウンの値によってほかのプルダウンの選択肢を変更するカスタマイズは完了です。

「kintone アプリへ登録」を行い、動作を確認してみてください。


ご質問がございましたら、チャットでお問合せください。