本記事で記載している「PrintCreator(プリントクリエイター)」連携機能については、

  • 2025年8月頃「PrintCreator(プリントクリエイター)」と連携するすべての「やること」を使った、新規カスタマイズの作成が出来なくなります

  • 2025年10月頃 トヨクモ株式会社様による機能停止

となります。


詳細は次の記事をご覧ください。

「PrintCreator(プリントクリエイター)」連携機能廃止のお知らせ


また、kintoneアプリのカスタマイズと帳票出力を組み合わせたアプリケーションを構築している/されたいお客様は、Excel/PDF出力機能への移行/利用をご検討ください。


プリントクリエイターとCustomineの活用方法はいくつもあるのですが、最も基本的なカスタマイズをご紹介します。

今回は、プリントクリエイターで帳票出力し、そのままレコードの添付ファイルフィールドに保存する方法をご紹介します。


kintoneアプリの構成

kintoneアプリは、以下のようになっています。


ここでは例として1度帳票出力したレコードは「出力済み」に「済み」のチェックを入れて、2回出力しないような運用ルールを適用する、ということにします。


Customineの設定

それではこちらのアプリを使って、詳細画面に「帳票ボタン」を付け、これを押した時にPDF出力し、そのファイルを添付ファイルフィールドに添付するようなカスタマイズを作成してみます。


流れは以下のとおりです。

ポイントは、ボタンを設置する時に出力済みかどうかを条件で確認しているのと、レコードを更新する際にも念の為チェックしている部分です(後者のチェックは不要かと思いますが念の為)。


今回は分かりやすさのために「出力済み」フィールドは表示したままにしてありますが、実際にはこちらは非表示にしておくのが良いかと思います。


まとめ

以上で、帳票出力を添付ファイルフィールドに添付するカスタマイズは完成です。


今回は同じレコードに添付しましたが、別レコードにも添付できますので試してみてください。ただし制限として、テーブルの添付レコードフィールドは操作できませんので、予めご了承ください。


また、今回は添付ファイルに上書きになっていますが、追加することも可能です。

その場合は、こちらのTIPSをご確認ください「プリントクリエイターで帳票出力し、添付フィールドに「追加」する方法


もしなにか分からないことがありましたら、チャットサポートにてお問い合わせください。