kintoneアプリのデータが大量になってきたとき、検索フォームが一覧画面にあれば目的のデータを見つけやすくなって便利ですよね。

Customineを使えば、とっても簡単に検索フォームを設置できます!

Customineの基本的な事柄は、こちらの「はじめてのカスタマイズ」をご参照ください。


アプリのフォーム


今回は、「購入依頼」アプリとして、以下のフィールドを配置しました。

  • 品名:文字列 (1行)フィールド

  • 単価、数量:数値フィールド

  • 合計:計算フィールド

  • 希望納期:日付フィールド

  • 処理状況:ドロップダウンフィールド

フィールド名とフィールドコードは同じに設定してあります。




やりたいこと


品名、単価、希望納期、処理状況を条件に検索する検索フォームを一覧画面に設置する。



Customineの設定


Customineに購入依頼アプリのカスタマイズを追加します。


一覧画面に検索フォームを設置する



やること


一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」を選択します。

検索条件フィールドで、検索対象としたいフィールドを指定します。

今回は、下記のフィールドを指定しました。

  • 品名

  • 単価

  • 希望納期

  • 処理状況


条件


一覧画面を表示したとき検索フォームを表示したいので「一覧画面を表示した時」を指定します。

以上でカスタマイズは完了です。

「kintoneアプリへ登録」し、動作を確認してみましょう!

一覧上部に、検索用のフォームが表示されるようになりました。

入力フォームの各項目の形式は、フィールドの種類によって自動的に決まります。

日付フィールドは開始日~終了日の入力項目が表示され、ドロップダウンフィールドは選択肢が一覧されて表示されます。




検索条件を入力し、レコードを検索してみてください。

複数の検索フォームに値を入力すると、すべての条件をかつ(AND)で結んだ条件で検索されます。

なお、フィールドの種類によって検索値として入力された値の扱いが異なります。

  • 品名(文字列(1行)フィールド):検索値が含まれる

  • 単価(数値フィールド):検索値と一致する

  • 希望納期(日付フィールド):範囲検索が可能


詳細は「一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」に記載がありますので、ご確認の上色々なフィールドで試してみてください!


(おまけ)こんな検索フォームもあります


Customineには、先にご紹介した検索フォームとは別に、「一覧画面に簡易検索フォームを設置する」があります。



1つのフィールドを「=(等しい)」で検索する非常にシンプルなもので、「含む」のあいまい検索はできませんし、使えるフィールドの種類も多くありません。


ですが、商品コードや勘定科目のような、あいまい検索では不要なものまで検索されてしまって思うように絞り込めない場合など、完全一致で検索した方が便利な値の検索には向いています。


一覧画面に簡易検索フォームを設置する」と「一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」のフォームは、同じ一覧画面に同時に設置できます。


例えば、商品コードフィールドは「簡易検索フォーム」で検索し、その他のフィールドは「キーワードで検索する検索フォーム」を使う、といった使い分けをいただくと、とっても便利にお使いいただけると思います。


色々試してみてくださいね!


まとめ


一覧画面に検索フォームを設置するカスタマイズ、いかがでしたか?

あると絶対便利!な機能ですので、ぜひともご活用ください!

もし分からないことがありましたら、チャットでご質問ください。