カスタマインで出力したファイルは、kintoneのレコード内の添付ファイルフィールドに保存することができます。

この記事では上書き保存する方法と、追加して保存する方法の2つのパターンをご紹介します。


添付ファイルに上書き保存する方法

まず、基本の形となる、添付ファイルフィールドに上書き保存する方法についてご説明します。


やること「Excelを出力する」や「PDFを出力する」では、出力したファイルをkintoneの添付ファイルフィールドに保存することができます。

アクション5番が「Excelを出力する」や「PDFを出力する」の場合、アクション6番のマッピングはこのような設定となります。

※「帳票保管」は添付ファイルフィールド


帳票保管 = $5



この書き方の場合、アクション6番では、「帳票保管」という添付ファイルフィールドに上書き保存する形でアクション5番で出力したファイルが保存されます。

出力するたびに最新のファイルを保存したい場合などに有効ですね。

ただし、レコード更新前に添付ファイルフィールドに保存されていたファイルは消えてしまいますのでご注意ください。


既存のファイルに追加して保存する方法

添付ファイルフィールドに保存されていたファイルを残しつつ、出力したファイルを保存するには append 関数 を利用します。


カスタマイズは次のようになります。アクション6番のマッピング指定箇所にご注目ください。


帳票保管 = append( 帳票保管 , $5)



また、アクション6のマッピング画面は次のようになります。


この書き方の場合、すでに保存されているファイルに加えて、アクション5番で出力したファイルが追加保存されます。

過去に出力したファイルを残しつつ、ファイルを追加したい場合に有効です。


おわりに

この記事では、2通りの保存方法についてご説明しました。

利用用途に合わせて設定をお試しください!


Customineドキュメントサポートページもぜひご活用ください。

また、ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください。