そのような事を直接実現できる「やること」は無いのですが、文字列結合を使うことで組み立てる事ができます。
レコード詳細画面のURLについて
前提として、レコードの詳細画面のURLは、以下のような形になります。
https://【サブドメイン】.cybozu.com/k/【アプリID】/show#record=【レコード番号】
【】で示した箇所に、それぞれのサブドメイン名・アプリID・レコード番号を指定します。
たとえば、サブドメインが「example」、アプリIDが「123」、レコード番号が「200」だとすると、次のようなURLとなります。
https://example.cybozu.com/k/123/show#record=200
サブドメインとアプリIDは、カスタマイズを入れたいアプリのkintoneの一覧画面を開くとわかります。
(表示例)
サブドメインとアプリIDは、アプリごとに固定となるため、あとはレコード番号がわかればレコード詳細画面のURLを組み立てることができます。
カスタマイズ例
レコード保存時に、URL保存フィールドに値をセットするカスタマイズを考えてみます。
URL保存用のリンクフィールドを用意しました。なお、レコード番号フィールドは結果をわかりやすくするために設置しています。
カスタマインの設定
レコード追加画面ではレコード番号がまだないため、やること「レコードを更新する(キーの値をフィールドで指定)」を条件「レコードを保存した直後(削除後は除く)」で指定し、「やること」の「マッピング」の設定でURLをセットするところがポイントです。
また、編集画面で保存するときにはこの処理は動かなくていいため、追加条件「現在の画面が追加画面ならば」をつけています。
マッピングでは次のように指定します。レコード番号は、レコード番号フィールドの値を利用しています。
「="https://example.cybozu.com/k/123/show#record=" & レコード番号 」
実行結果
上記のカスタマイズを作成して、レコード追加画面から保存をしてみるとこのようになります。
この考え方を応用すれば、「Slack にメッセージを投稿する」や「Microsoft Teams にメッセージを投稿する」などのメッセージ内にレコード詳細画面のURLを埋め込むことも可能です。
ゲストスペースのアプリの場合
ゲストスペース内のアプリの場合、URLが少し異なります。
https://【サブドメイン】.cybozu.com/k/guest/【スペースID】/【アプリID】/show#record=【レコード番号】
「guest/【スペースID】/」が増える点にご注意ください。