はじめに

テーブル中のフィールド最大値を計算する」や「レコード中のフィールド最大値を計算する」など、同一フィールドの場合は最大値を取得する方法があります。

しかし、複数のフィールドの場合はこれらの「やること」が使えないので、最大値を取得するには工夫が必要です。

 

今回のカスタマイズで出来ること

3つの日付フィールドの値を変えると、その中の最大の日付を文字列にコピーします。



追加先アプリには以下のフィールドを作成しました

フィールド名

フィールドコード

フィールドタイプ

日付1

日付_1

日付

日付2

日付_2

日付

日付3

日付_3

日付

最大の日付

最大の日付

日付


Customineの設定

設定はこのようになります。

シンプルですね。

 

解説

対象が日付なので「stringmax 関数」で文字列としての最大値を取得します。

見た目には分かりづらいですが、[] 内に3つのフィールドがあります。

 

= stringmax([日付_1, 日付_2, 日付_3])

 

まとめ

今回のように「関数」をつかうことで「やること」では出来ないことも実現することが出来ます。


色々な「関数」がありますので、リンク先もご確認ください。



なお、最小値の場合は「stringmin 関数」を使うと取得できるのですが、空白があるとそちらが最小になるので、空白がある場合で値があるフィールドだけの最小値というのは取得できません。


この場合は、少し工夫が必要なので、こちらのページをご確認ください。

 

複数の日付フィールドの最小値を取得する