今回はテーブル行を取得するときに、条件に合うテーブル行だけを取得するカスタマイズを作る方法をご紹介します!


テーブル行をレコードとして取得する」や「他のレコード内のテーブルをレコードとして取得する」でテーブルの行をレコードとして取得することができます。

これを使ってテーブルを別のテーブルにコピーする方法を「別アプリにテーブルをコピーしたレコードを追加する」や「ルックアップ取得時にテーブルの行も一緒に取得する」のTipsでご紹介してきました。


ですが、これらはテーブルの行を全行取得するので、要らない行も取得されてしまいます。


そこで役に立つのが、「取得したレコードを絞り込む」です!


これを使ってレコードを複数条件で取得する方法を以前のTipsで紹介しましたが、同じ使い方で取得したテーブルを絞り込むことにも使えます。


使い方


テーブル行をレコードとして取得する」や「他のレコード内のテーブルをレコードとして取得する」の後に「取得したレコードを絞り込む」を実行するようにします。「フィールド値が特定の値ならば」と同じように指定したフィールドの値と比較値の値との比較結果によって絞り込みます。


絞り込みが出来たら、他のアクションで絞り込んだレコードを利用してお好きな処理をしましょう!


例えばこんなことが出来てしまいます!



レコードを書き出す」と組み合わせれば・・・


テーブルデータをセットしたレコードを追加する」と組み合わせれば・・・

レコード中のフィールド合計値を計算する」などと組み合わせれば・・・





「取得したレコードを絞り込む」の代わりに「レコードの一覧をポップアップで表示する」を使って手動で取得するテーブル行を選択することで絞り込む方法もあります。こちらのTipsで紹介しています。


また、「取得したレコードを絞り込む」と「レコードの一覧をポップアップで表示する」を組み合わせて、表示する選択肢を絞り込んでおく、なんてこともできますね!


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