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顧客管理、物品管理など一意のIDを年ごとに振るカスタマイズ、必要になるシーンは多いと思いますが、Customineなら簡単に実現できます!
Customineの基本的な事柄は、こちらの「はじめてのカスタマイズ」をご参照ください。
アプリのフォーム
アプリのフォームは以下の通りです。
フィールドタイプ
自動採番:文字列一行
日付:日付
タイトル:文字列一行
詳細:文字列複数行
フィールド設定
・自動採番フィールドは「値の重複を禁止する」にチェックを入れる。
・日付フィールドは「必須項目にする」にチェックを入れる。
目標とする採番の形式
日付が2014-04-20の場合
・14-00001,14-00002,14-00003
Customineの設定
自動採番の設定
やることの設定
・「やること」:「自動採番を行う」を使用します。
・「アプリ単位の採番」:ドメイン内の全アプリの通し番号にする必要はないので、「アプリ単位で採番」を選択します。
・「ゼロ埋め」:今回の形式では「する」を選択します。
・「桁数」:今回の形式だと5桁です。
・「前につける文字列」:「=format(日付, "YY") & "-"」と入力します。
「format(日付, "YY") 」でformat関数を使用して日付フィールドを年の下二桁だけに変換して、そこに「& "-"」でハイフンを結合しています。
・「採番サイクル」:「年単位の採番」を選択します。
・「タイムゾーン」:採番サイクルが切り替わる基準とするタイムゾーンを選択します。日本の場合は「日本標準時間」を選択します。
条件の設定
採番のタイミングはレコードが作成されるときにしたいので、「レコードを保存する直前(削除時は除く)」を選択します。ただし、これだけだとレコードを保存するたびに新しい番号に更新されてしまうので、一度しか実行されないように、条件を追加します。
条件「フィールド値が特定の値ならば」を追加し、対象となるフィールドを「自動採番」に、条件を「等しい」に、設定します。比較値は空欄にしておきます。こうすることで、自動採番フィールドが空白の時のみ実行されます。
編集不可設定
自動で入力される部分は手入力で編集する必要がありません。特に自動採番はIDなどに使われるので、誤って変更してしまうことがないようにしておくのが望ましいでしょう。なので編集不可の設定を追加します。(kintoneの標準機能で編集不可にしてしまうと、自動採番も働かなくなってしまうのでCustomineで設定します)
やることは「フィールドを無効化する」を選択し、条件には「追加・編集画面を表示した時」を選択します。一覧画面でも編集できないように、「一覧画面の鉛筆を押した時も含める」にしておきましょう。
上のように設定が完了したら、「kintoneアプリへ登録」し、動作を確認してみましょう!
追加画面で自動採番フィールドが編集不可になっています!
保存時に自動で入力されるようになっています!
Customineはやりたいことをすぐに試すことができます。いろいろ試して、業務に合わせたカスタマイズをして頂ければと思います。