他アプリのテーブルとテーブル外フィールドをスペースに表示する方法は
関連レコードをもっと便利に!他のアプリのテーブルとテーブル外のフィールドをスペースに表示する方法

という記事でご案内しているのですが、この記事では他アプリのテーブルを絞り込んで、テーブル外のフィールドと一緒にスペースに表示する方法についてご案内します。


方法が2つあるのですが、見え方が少し異なりますので、kintoneの運用で使い分けてください。



方法1:テーブル内フィールドにテーブル外フィールドの値をコピーする

・見積書アプリ

テーブル外の「見積番号」を顧客リストのスペースに表示したいので、テーブル外の「見積番号」をテーブル内フィールドにコピーします。


カスタマイズ方法は下記となります。

・顧客リスト

やること「レコードの一覧をスペースに表示する」で表示するためのスペースを2つ用意して、下記カスタマイズを設定します。


やること「キーを指定してレコードを取得する」で取得したレコードのテーブルを、やること「他のレコード内のテーブルをレコードとして取得する」で取得し、やること「取得したレコードを絞り込む」で絞り込んだレコードを、やること「レコードの一覧をスペースに表示する」で表示します。


方法2:条件で絞り込んだテーブルを別で用意

・見積書アプリ

「【自家用】見積明細」テーブルと「【贈答用】見積明細」テーブルを作成し、それぞれ絞り込んだテーブルを作成します。


カスタマイズ方法は下記となります。


今回はルックアップフィールドがテーブルにあるので、条件「レコードを保存した直後(削除後は除く)」に行います。「【自家用】見積明細」テーブルに書き出した後に、保存したレコードをアクション9で再取得して、その後に「【贈答用】見積明細」テーブルに書き出します。


・顧客リスト

やること「レコードの一覧をスペースに表示する」で表示するためのスペースを2つ用意して、下記カスタマイズを設定します。


「space_zika」に表示するフィールドは、テーブル外の「見積番号」フィールドと「【自家用】見積明細」テーブル」のフィールドを選択し、「space_zoto」に表示するフィールドは、テーブル外の「見積番号」フィールドと「【贈答用】見積明細」テーブル」のフィールドを選択します。


方法1と方法2の違い

方法1と方法2の違いを図で下記に記載します。


方法1

方法2

表示用の別テーブルの作成

不要

必要

テーブルにフィールドを追加

必要

不要

スペースに表示する
レコード

「他のレコード内のテーブルをレコードとして取得する」で取得して「取得したレコードを絞り込む」で絞り込んだレコード

「キーを指定してレコードを取得する」で取得したレコード


ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください!