QRコードの中に複数の値をカンマ区切りで区切っておき、読み取った後で、それぞれ別のフィールドにセットしたい、というような要望を実現するカスタマイズについて解説します。


QRコードの読み取り方については、こちらも参考にしてください。

スマートフォンでQRコードやバーコードを連続して読み取る処理は作成できますか? 



QRコードのもとになる文字列

{"文字列A":"こんにちは","文字列B":"ハロー","文字列C":"おやすみ","配列X":[{"文字列X":"いちご"},{"文字列X":"ぶどう"},{"文字列X":"レモン"}]}


こちらのような文字列を用意します。わかりづらいので、適度に改行とスペースを含めて書き直すと下記のような形になります。QRコードにする際はできるだけコンパクトな文字列にしたいため、改行やスペースは取り除き、上の様な形にしておきましょう。


{

  "文字列A": "こんにちは",

  "文字列B": "ハロー",

  "文字列C": "おやすみ",

  "配列X": [

    { "文字列X": "いちご"},

    { "文字列X": "ぶどう"},

    { "文字列X": "レモン"}

  ]

}


この文字列をQRコードにした画像はこちらです。


カスタマイズ例

いくつかのポイントに分けて解説します。


ボタンを設置し、QRコードを読み取る

まず、実行用のボタン設置と、ボタンを押したときにやること「メニュー位置でQRコード読み取りを開始する」を行います。


QRコードからJSONを読み取ってテーブル外のフィールドへセットする

やること「JSONを読み込む」を条件「QRコードまたはバーコードを認識した時」の時に行うとJSON読み取りエラーになるので、いったん、やること「なにもしない」のアクションを挟むようにしています。(※2025/08/26時点の動作です)


その後、41番のアクションでテーブル外のフィールドに読み取った値をセットします。


JSONの内容を取り出してテーブルにセットする

JSONの配列の部分は、やること「リストから要素を取り出す」で取り出すことができます。

要素を取り出した都度、テーブルに行を追加していきます。


最後にやること「テーブルから空の行を削除する」でkintoneの初期値で登録されている空行を削除します。


カスタマイズ実行結果

QRコードを読み取ると、このように値をセットすることが可能です。


まとめ

JSON形式になっていれば、そのままアクションの結果を利用してマッピングに使えるので、かなり色々なことに活用ができます。

いろいろと試してみてください!


お試しいただいてご不明な点がございましたら、チャットでお気軽にお問合せください。