テーブル内にチェックボックスフィールドを用意して、全部の行にチェックが入っていたら、ひと目でわかるようにテーブルの外のチェックボックスフィールドにもチェックをつける、というカスタマイズをご紹介します。
追加条件「全てのテーブル行で列が条件を満たすならば」と、その反転条件「テーブル行の中に列が条件を満たさない行が1行以上あるならば」を利用することで簡単に実現可能です!
kintoneアプリ例
シンプルな構成のため、フィールド構成表は省略します。
実行例
テーブル内のチェックボックス「済」にすべてチェックが付いたら、テーブル外の「全員集金済み」チェックボックスにチェックが付きます。
1つでも外れたら、「全員集金済み」チェックボックスのチェックが外れます。
カスタマイズ例と解説
テーブル内のチェックボックスの値が変わった(=チェックを付けたり外したりした)ときに、都度「全てのテーブル行で列が条件を満たすならば」「テーブル行の中に列が条件を満たさない行が1行以上あるならば」の追加条件で判定します。
1番のアクションでは、すべての行にチェックが付いていたら、テーブル外のフィールド「全員集金済み」に”済”のチェックを付けています。
2番のアクションでは、1行でもチェックが付いていなければ「全員集金済み」のチェックを外す(「フィールド値をクリアする」を利用)というカスタマイズを行っています。
「テーブル行の中に列が条件を満たさない行が1行以上あるならば」の追加条件は、「全てのテーブル行で列が条件を満たすならば」の条件の反転を行うと表示されます。
条件の反転についてはこちらに詳しく記載しておりますので、併せてご覧ください。
(「条件の反転」の便利な使い方)
さらに、テーブル外の「全員集金済み」フィールドが、手入力でチェック状態が変わらないように「フィールドを無効化する」を付けておくと安心ですね!
おわりに
追加条件・反転条件を上手に使うと、カスタマイズをシンプルに作成することができます。ぜひ試してみてください!
Customineドキュメントやサポートページもぜひご活用ください。
また、ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください!