はじめに

gusuku Customine、gusuku Deploit では、「組織」「ドメイン」「メンバー（ユーザー）」という単位で管理されています。

この記事では、それぞれの用語の意味・関連性、利用上の注意点について説明します。

用語の意味

gusuku 契約の管理単位です。

多くのケースでは、1企業 = 1組織として使用されることとなりますが、後述するように意図して1企業で複数組織を作成して利用することも可能です。

gusuku Customine を利用可能な kintone サブドメインです。

gusuku Deploit はドメイン単位での契約ではないため、gusuku Deploit のみを使用する場合にはドメインは意識する必要はありません。

ドメイン追加の具体的な手順は「gusuku Customine で使用するドメインを追加する方法」をご参照ください。

gusuku Customine、gusuku Deploit を利用するメンバーです。メンバーはメールアドレス単位で追加が可能です。また、1つの組織に複数のメンバーを追加することが可能です。

メンバー追加の具体的な手順は「組織にメンバーを追加する方法を教えてください」を参照してください。

メンバーには「オーナー」「管理者」「一般」の3種類の権限があります。それぞれの権限の違いは権限「オーナー」「管理者」の違いはなんですか？をご確認ください。

「組織」「ドメイン」「メンバー（ユーザー）」の関係性は以下の図のようになります。

このように、1つの組織で複数のドメイン、複数のメンバーを管理することができます。

上記の例のように１つの組織に複数のドメインが登録されている場合、所属しているユーザーは登録されている全てのドメインに対して gusuku Customine でのカスタマイズが可能です。

gusuku Customine を利用する際、既に他の組織で使用されているドメインを新たに追加することはできません。具体的には以下のようなイメージです。この例では、aaaaaaa.cybozu.com は組織 A で既に使用しているため、組織 B で利用することはできません。

既に使用しているドメインを他の方が使いたい場合には、組織 A にメンバーを追加して利用してください。

gusuku Customine、gusuku Deploit どちらの利用においても、既に他の組織で使用されているメンバー（ユーザー）のメールアドレスを新たに追加することはできません。具体的には以下のようなイメージです。

SIer の方などが複数の組織で開発を行いたい場合には、「1メールアドレスで複数の組織に所属できる機能について」をご確認ください。