可能です。
やること「編集中のレコードデータを退避する」を使用します。
例えば、「名称」フィールドの値が変更された時に、「名称変更日時」フィールドに現在の日時をセットする、というカスタマイズを例にとります。
カスタマイズ例
まず、アクション1では編集画面を開いた時にその時点のレコードを退避します。
編集画面でフィールドの値を変える前に現在の状態を退避しておきたいので、やることは「編集中のレコードデータを退避する」、条件「編集画面を表示した時」を指定してください。
アクション2では、「レコードを保存する直前(削除時は除く)」と追加条件「フィールド値が特定の値ならば」で、レコード保存時に保存ボタンを押した時のフィールドの値と、アクション1で退避しておいた編集前のフィールドの値を比較し、異なっていれば名称変更日時フィールドに現在時刻をセットします。
このカスタマイズのポイントは下記です。
アクション2の追加条件(ふたつ目の条件)で「フィールド値が特定の値ならば」の「フィールド」に名称フィールド(保存ボタンを押した時点のフィールドの値)と、「比較値」に「= $1.名称」(アクション1で退避しておいた、編集前のフィールドの値)を比較することで、値が変更されたかどうかを確認しています。
通常、他のアクションの結果をやることや条件内で使用する場合、「他のアクションの実行が完了した時」を使用するが、今回はこの条件は使用しません。
なぜならば、条件「編集画面を表示した時」は、必ず「レコードを保存する直前(削除時は除く)」より前に実行されるため、退避しておいたアクションの値を使用できるためです。
なお、「フィールド値が特定の値ならば」の「比較値」を指定する際は、入力補助機能を使用するとフィールドの設定が簡単ですのでご利用ください。
この画面で「他のアクションの結果」ボタンを押すと…
アクションの結果からレコードの中のフィールドを選択する入力補助画面が出てきますので、この画面でフィールドを選択ください。
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