はじめに
Excel/PDF出力では、
・一覧画面の複数レコード
・テーブル
・関連レコード
という3つの方法で複数レコードの出力が可能です。
ここでは、関連レコードをシート別に出力する方法を試してみます。また、関連レコードで表示しているレコード内にテーブルがあるので、これも一覧表示するようにします。
アプリ構成
アプリストアにある「顧客サポートパック」を使います。
顧客管理
「顧客管理」から出力しますので、カスタマイズはこのアプリで作成してください。
問い合わせ管理
関連レコードで表示されているのはこちらのアプリです。
テンプレートについて
「顧客管理」にボタンを追加して出力しますが、テンプレートは「問い合わせ管理」のフィールド値を出力する内容です。
シート名を #(対応一覧)$(問い合わせ種別)$("_")$(対応状況) とすることで、シート内のフィールド指定は「問い合わせ管理」が対象になります。
合わせて $FOREACH で対応詳細のテーブルも全て出力するようにしています。
テンプレートの書式についての詳細はこちらのリファレンスマニュアルをご覧ください。
Customine設定
「詳細画面を表示した時」に「ボタンをメニュー位置に配置する」でボタンを追加します。
「ボタンを押した時」に「キーを指定してレコードを取得する」でテンプレートを取得します。その後「他のアクションの実行が完了した時」に「Excelを出力する」で出力します。
設定自体は最小構成と思います。
まとめ
このように、関連レコードを1シートづつ展開しつつ、関連レコード内のテーブルを画像つきで展開することが可能です。
報告書などで使うと便利だと思うので、お使いのアプリの設定に合わせて色々とお試しください。