チェックボックスフィールドの値を「フィールドに値をセットする」でセットすると、通常は「,区切り」でセットされます。
しかし、textjoin関数を使うと , 以外の文字で区切ることが可能です。今回は改行区切りでセットする方法をご案内します。
今回のカスタマイズで出来ること
チェックボックスの選択項目を、改行区切りで文字列複数行にセットします
アプリの準備
サンプルアプリとして以下のフィールドを作成しました。
編集画面では次のようになります。
Customineの設定
全体の流れはこのようになります。
フィールドの値が変わったら値をセット
「フィールドに値をセットする」を使うのは「,区切り」の場合と同じですが、値には textjoin関数を利用します。
= textjoin("\n", "YES", チェックボックス )
この式の意味としては、
・チェックボックスの値を
・空の値も込みで(とは言え、チェックボックスの選択肢に空の値はないと思いますが)
・改行で結合する
という内容になります。
これで、チェックした内容が改行でセットされます。
まとめ
チェックボックスフィールドだけではなく、複数選択フィールドでも同じことが可能です。
また、今回のような改行でセットするケースとしては他にも「テーブルを一覧画面で見やすくするため、値をテーブル外に保存する」で紹介しています。
工夫するといろいろな場面で利用することができると思いますので、ぜひお試しください。