Customineへのkintoneアプリ追加の際に、アプリの作成場所(ポータルやスペース)、アプリのアクセス権によって「Customineで使用するアプリを選んでください」画面(以下、アプリ一覧画面)にアプリが表示されない場合があります。
これは、アプリの作成場所やアプリのアクセス権によって、Customineに登録された「kintone接続ユーザー」がアプリにアクセスできない事が原因です。
また、Deploitで管理しているアプリをCustomineでカスタマイズする場合は、一部対応の方法が異なります。
原因別の対処方法をご紹介します。
アプリの追加方法がご不明な場合は、下記ページをご覧ください。
新規カスタマイズのアプリ選択画面にkintoneアプリをどうすれば追加できますか?
(1)設定済みkintone接続ユーザーの確認
まずは下記のページをご覧いただいて、ご設定済みのkintone接続ユーザーをご確認ください。
「kintone設定でシステム管理権限を持つユーザーが設定されているか確認してください。」というエラーが表示されます
※Deploitで管理しているアプリをCustomineでカスタマイズする場合は、この画面で表示されているkintone接続ユーザーは実際の接続ユーザーではありません。
当記事下部の「Deploitで管理しているアプリをCustomineでカスタマイズする場合」をご確認ください。
(2)アプリ作成場所の確認
アプリが作成されている場所を確認します。
ポータル、公開スペース
⇒作成場所が原因ではないため、(3)アプリアクセス権の確認 をご確認ください。非公開スペース、ゲストスペース
⇒作成場所が原因である可能性があります。
スペースの「参加メンバー」にkintone接続ユーザーまたは、Deploitで設定を追加ください。Deploitで管理しているアプリ
⇒作成場所が原因ではないため、(3)アプリアクセス権の確認 をご確認ください。
※作成場所が原因でアプリにアクセスできない場合、そもそもDeploitのプロジェクトにアプリを追加できません。
なお、kintone接続ユーザーがスペースの管理者である必要はありません。
設定が完了しても「Customineで使用するアプリを選んでください」の画面にアプリが出てこない場合は、(3)アプリアクセス権の確認 に進んでください。
(3)アプリアクセス権の確認
Customineのアプリ一覧画面にkintoneアプリを表示させるためには、「kintone接続ユーザー」またはDeploitで管理しているアプリの場合はDeploitのプロジェクト編集画面の「kintoneユーザ」にアプリのアクセス権で次のいずれかの権限を付与する必要があります。
レコード閲覧
レコード追加
また、Customineでのカスタマイズをkintoneアプリに反映する「kintoneアプリへ登録」には上記に加えて下記の権限が必要ですので、こちらも設定しておきます。
アプリ管理
以上の設定が完了したら、「Customineで使用するアプリを選んでください」の画面にアプリが出て来ることを確認してください。
Deploitで管理しているアプリをCustomineでカスタマイズする場合
Deploitで管理しているアプリをカスタマイズする場合は、「カスタマイズのアプリ選択」の画面でgusukuプロジェクトのプルダウンから該当するプロジェクトを選択してください。
選択されたプロジェクトに登録されたアプリが一覧されますので、その中からアプリを選択し、Customineでのカスタマイズを行います。
なお、kintoneに存在するアプリでもDeploitのプロジェクトに追加されていなければここには表示されません。
アプリの選択後や「kintoneアプリへ登録」を行う際にエラーが表示される場合は、Deploitのプロジェクトの設定をご確認ください。
この時使用されるユーザーはCustomineで設定した「kintone接続ユーザー」ではありません。
Deploitで環境を作成するときに指定した「kintoneユーザ」が使用されます。
そのため、接続に使用しているkintoneユーザーのパスワードを変更した場合などは、Deploitのアカウント情報についても変更後のアカウント情報に変更してください。
「アカウント情報の編集」をチェックし、「kintone ユーザ名」や「kintone パスワード」の変更が必要な個所を修正ください。
Deploitで管理しているアプリをCustomineでカスタマイズする手順については、下記のページをご覧ください。