krewSheet はエクセルを利用する感覚で kintone のレコードを編集できるスグレモノのプラグインです。今回 Customine の自動採番が krewSheet の複数レコード保存時に対応しましたので、その使い方をご紹介します。


Customineの基本的な事柄は、「はじめてのカスタマイズ」をご覧ください。


やりたいこと

ここでは例として顧客マスターを管理しているとします。

顧客ごとにユニークな番号である「顧客CD」を、自動採番を使って採番してみます。 この「顧客CD」のフィールドは、文字列1行のフィールドで構いません。


Customineの設定

Customineの設定はこれだけです。

利用するやることは「krewSheetで保存しようとしているレコードを取得する」と「複数のレコードに対して一度に自動採番を行う」です。これらを「レコードを保存する直前」に実行します。

採番の設定(前に付ける文字列など)自体はお好みで調整してください。


採番の様子

新規に追加した行に採番されていることをご確認ください。

また「すでに値が入っている場合」を「元の値を維持する」に設定していますので、既に顧客CDが入っている行を編集しても、上書きされたりしないところにも注目してください。


新規レコードを追加する様子


保存後


おまけ:取得したレコードにまとめて採番

「krewSheetが無いとこのやることは使えないの?」という声が聞こえてきそうなのですが、もちろんそんなことはありません!


以下のような設定で、一覧画面に置いたボタンをクリックした際に、まとめて採番を実行することも可能です。

参考までに設定をご紹介しますので、これをもとにいろいろ試してみてください!



まとめ

krewSheet を使ってのマスター管理で、またひとつ便利な機能が増えました! ぜひお試しください。


ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください!

 Customineドキュメントサポートページもぜひご活用ください。