やること「テーブルの列に行番号をセットする」または「フィールドに値をセットする」をご利用ください。

「テーブルの列に行番号をセットする」を利用すると非常に簡単に行番号をセットできます。



「フィールドに値をセットする」を利用する場合は、例えばテーブル行が追加される度に、連番用の数値フィールドに既存の値に+1した値をセットすることで実現できます。


「フィールドに値をセットする」を利用したカスタマイズ例:

kintoneアプリで、数値フィールド「連番」を持つテーブルを作成します。

フィールド名とフィールドコードは同じに設定しています。

テーブルのフィールドコードは「Table」です。



Customineでカスタマイズを作成します。

下記の2つのアクションを作成します。

  • レコードが追加されたタイミングで、テーブルの1行目に連番のスタート値となる「1」をセットする

  • テーブルに行が追加されたタイミングで、テーブルの連番の最大値+1の値を新しい行の連番フィールドにセットする


レコード追加時にテーブルの1行目の「連番」フィールドに「1」をセットする



やること

フィールドに値をセットする」を選択します。

フィールドは「連番」、値は連番のスタート値「1」を指定します。


条件

レコードが追加された時だけスタート値をセットしたいので「追加画面を表示した時」を指定します。


テーブルに行が追加された時、既存の連番の最大値+1した値を新しい行の連番にセットする



やること

フィールドに値をセットする」を選択します。

フィールドには、連番をセットしたいフィールドを指定します。今回は「連番」フィールドを指定しました。

値には「= max(Table.連番) + 1」を指定します。

このように指定することで、テーブル内に存在する「連番」フィールドの最大値に+1した値がセットされます。


条件

テーブルに新しい行が追加された時に連番をセットしたいので「テーブルに行を追加した時」を指定します。

テーブルには「Table」を指定しました。


もう一つ指定したのが「フィールド値が特定の値ならば」です。

フィールドは「連番」、条件は「等しい」、比較値には何も入力しません。

このように指定することで、テーブルの「連番」フィールドが未入力の時だけ値がセットされます。

この条件を忘れると、新しい行が追加される度にテーブル内のすべての行が連番+1の値で上書きされてしまいますのでご注意ください。



以上で、テーブル行に連番を振るカスタマイズは完了です。