やること「レコード中のフィールド最大値を計算する」をご利用ください。
また、対象がテーブルの場合は「テーブル中のフィールド最大値を計算する」をご利用いただけます。
対象がレコードの場合の使用例:
アプリ「確認テスト」で、回答した結果の点数がセットされたフィールド「採点」が、ID単位で今まで回答した中で最も高い点数だった場合に、ダイアログを表示します。
やること「キーを指定してレコードを取得する」を使用し、アプリ「確認テスト」から回答者の「ID」をもとにレコードを取得します。
※条件「他のアクションの実行が完了した時」で指定しているアクションNo.7は、正解・不正解のチェックを行いフィールド「採点」に点数をセットするアクションです。
本筋に関係がないため、画面の掲載は省略させていただきました。
やること「レコード中のフィールド最大値を計算する」を指定します。
アクションNo.10で取得したレコードから最大値を取得したいので、条件は「他のアクションの実行が完了した時」で、アクションにはNo.10を指定しました。
情報ダイアログでメッセージを表示したいので、やること「情報ダイアログを表示する」を指定します。
条件は「他のアクションの実行が完了した時」かつ「アクションの結果が特定の値ならば」を指定し、アクションNo.11で取得した数値フィールド「採点」の最大値と、今回のレコードの数値フィールド「採点」の値を比較し、今回のレコードの「採点」の方が大きければダイアログを表示するよう設定しました。
以上で、今までで最も高得点を取得した場合に、ダイアログが表示されるようになりました。
対象がテーブルの場合の使用例:
利用履歴の情報がセットされているテーブルの中で、フィールド「ご利用日時」の最新(最大)の値を取得し、スペースに「最終ご利用日」を表示します。
テーブルの中でご利用日時がセットされた行数が1行以上の時のみ最終ご利用日時を表示したいので、やること「テーブル中の条件に合う行数をカウントする」で「ご利用日時」が空白でない行数をカウントします。
やること「テーブル中のフィールド最大値を計算する」を使用して、フィールド「ご利用日時」の最大値(最新の日付)を取得します。
条件は「他のアクションの実行が完了した時」「アクションの結果が特定の値ならば」を使用し、アクションNo.5で取得したテーブル行数が、0より大きい場合にのみ最大値を計算するように指定しています。
最大(最新)の日付が取得できたら、「2018年1月25日 20:05」のような形式で日時を表示したいので、やること「日付や時刻をフォーマットする」を使用します。
条件には「他のアクションの実行が完了した時」を指定し、最大値を計算するアクションNo.1を指定しました。
最後に、日時をスペースに表示します。
あらかじめkintoneアプリでスペースを作成し、要素IDを「mgs」に指定しておきます。
表示するテキストは、「最終ご利用日時:」の後に、アクションNo.4でフォーマットした日付を表示するよう指定します。
条件は、「他のアクションの実行が完了した時」を指定し、日付をフォーマットするアクションNo.4を指定しました。
以上で、詳細画面を表示した際に、スペースに最終ご利用日時が表示されるようになりました。