SAML認証とcybozu.com標準の認証を併用している場合

kintoneでSAML認証を設定している場合でも、cybozu.com標準の認証によるログインと併用しておられる場合はCustomineに影響はありません。


設定は、cybozu.com 共通管理画面 のシステム管理→セキュリティ→ログイン 画面から確認できます。

下記の画像のように「SAML認証の仕様を必須にする」にチェックが入っていない状態であれば、SAML認証とcybozu.com標準の認証によるログインを併用している状態です。


Customineはkintone APIを使用してkintoneにアクセスします。

kintone APIの認証はSAMLの影響を受けないため、Customineに影響はなく、問題なくお使いいただけます。


ただ、注意が必要な点もあります。

Customine の kintone接続設定 で、Customine から kintoneに接続する際の kintone ユーザー名と kintone パスワードをご指定いただいています。


ここではSAML認証 でログインする際に入力しているユーザー名とパスワードではなく、cybozu.com 共通管理画面 で登録されているユーザー名とパスワードを入力してください。


またもし、 kintone接続設定 で指定した kintone ユーザーでkintone にログイン可能かどうか確認したい場合などは、下記のURLでのログインをお試しください。

SAML認証ではなく、cybozu.com標準の認証を利用できます。

 https://(サブドメイン名).cybozu.com/login?saml=off



SAML認証のみに制限されている場合

この場合、kintone接続ユーザーは cybozu.com共通管理者である必要があります。


また、ログイン時にSAML認証だけを使うように制限されている場合、セキュアアクセスなど様々なサービスが利用できなくなります。


詳細についてはサイボウズ様の以下のサイトをご確認ください。


https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/list_saml/saml_restriction.html