今回は時間のかかる処理をしているときに、処理中であることを表す「くるくる」を表示するカスタマイズを表示します!
通常、大量のレコード取得や、自動で他のアプリにレコードを作成するなど処理に時間がかかっているとき、処理が終わるまでkintone画面上では何の変化も起きません。
そんなとき、ついユーザーはちゃんとボタンを押せたのか、動いているのか不安になって色んなボタン押しちゃったりします。
そうすると処理が中途半端な状態で止まってしまい、レコードが保存されなかったり不完全な状態のレコードが出来上がったりと困ったことになります。
そんな時に使うのが「読み込み中画面を表示する」です。
処理中であることをわかりやすくしてくれるだけでなく、この状態の間はボタンをクリック出来なくしてくれます。
これで安心して使ってもらえますね!
Customineの基本的な事柄は、こちらの「はじめてのカスタマイズ」をご参照ください。
やりたいこと
処理が始まると処理中画面になる
処理が終わると処理中画面が解除される
Customineの設定
たとえば下のようなカスタマイズがあったとしましょう。
これは現在の一覧のレコードを全ページ分取得し、その中のあるフィールドの合計を計算し、一覧の上に表示するカスタマイズですが、取得するレコードが多くなってくると、それだけレコード取得に時間がかかります。
ではこのカスタマイズを、処理中は処理中画面になるように変えてみましょう。
赤枠の部分が前と変わった場所です。
ポイントは処理が始まる前に「読み込み中画面を表示する」で処理中画面になり、すべての処理が終わったら、「読み込み中画面を終了する」で処理中画面を解除しているところです。
「読み込み中画面を表示する」は「読み込み中画面を終了する」で処理中画面を解除してあげないと、処理が終わってもずっと処理中画面のままで、ずっとクリックできなくなってしまいます。
今回は条件分岐はありませんが、条件分岐がある場合は、アクションがどんな結果になっても最後には「読み込み中画面を終了する」が発動するように注意してカスタマイズを組む必要があります。
さて、上のように設定し、「kintoneアプリへ登録」し、処理させてみると・・・
処理中画面になりました!
複数の白い丸がくるくるしてます!
そして合計が表示された直後に処理中画面が解除されました。
終わりに
簡単なので時間のかかる処理がある場合はぜひ組み込んでみてください。
少しの手間がユーザーに親切なシステムに仕上げてくれますよ!
Customineヘルプやサポートもぜひご活用ください。