(検証→本番環境がそれぞれ別アプリとなる場合は、そもそもアプリ単位の採番に設定しておけば、別の通し番号となります)
例1.検証作業では採番キーを使用せずに採番を行っていた場合
この設定ですと、3桁のゼロ埋めで001、002、003・・と採番されます。
採番フィールドの通し番号を「1」から開始するには、採番キーに適当な値(例:A)を指定します。
今回の場合、検証作業の際には採番キーが何も入力されていない状態の「採番キー:なし」グループでの採番が行われています。本番稼働前に採番キーを「A」に変更することで「採番キー:A」の採番グループが新たに作成され、「1」からの採番が可能になります。
「採番キー:A」に指定して採番を行った後、「採番キー:なし」に戻したとしても一度使用されている「採番キー:なし」採番グループの通し番号がリセットされているわけでありません。
採番は採番キーのグループ毎での連番になるため、続きの番号から採番されることになりますので、ご注意ください。
例2.検証作業で採番キーを使用して採番を行っていた場合
例1.と同様に検証作業で使用していた採番キーとは異なる採番キーを指定します。
案件に対して顧客ごとに採番する場合には、採番キーに顧客IDなどを指定していることが多いかと思います。
このような場合にも採番キーに適当な値(例:A)を結合すると異なる採番キーとして見做されますので、「1」からの採番が可能になります。
前につける文字列(プレフィックス)を変更していないので、表示の形式は変わっていませんが、内部では変更した採番キーグループで採番されています。
今回は、パラメーター設定が「アプリ単位の採番」かつ「フィールド指定あり」の場合に、採番キーを変更することによって採番を「1」から開始させる方法をご紹介しました。
パラメーター設定の詳細については、「自動採番を行う」のドキュメントをご覧ください。
ご不明点等ございましたら、チャットサポートまでご連絡下さい。