この記事では、Job Runnerのメイン画面にある「ジョブ生成・設定」ボタンをクリックすると開く、「Job Runner ジョブ生成・設定」ダイアログについて説明します。


このダイアログでは次のことが可能です。

  • 作成したカスタマイズを直接実行

  • 実行履歴の確認

  • Webhookの場合、設定用URLの確認

  • 定期実行タスクの場合スケジュールを設定

またこのダイアログは、Webhookと定期実行タスクとで、設定できる内容が若干異なります。


次の要素は共通となります。


リロードボタン

左上の「リロードボタン」をクリックすると、最新の実行履歴を再表示します。


実行履歴は自動的に最新のものに更新されない場合もありますので、必要な場合は必ずリロードボタンを押してください。


実行履歴

「実行履歴」をクリックすると、最新10件までの実行履歴が確認可能です。

このカスタマイズの「今月の実行時間数」が表示されます。


実行履歴として表示されている内容については、詳しくは次の記事を参照してください。


以下の要素は、カスタマイズの種別(kintoneアプリのWebhook、定期実行タスク)により異なります。


Webhookの場合:「Webhook設定」

「URLをコピー」をクリックすると、kintoneのWebhook設定画面にセットするためのURLが、クリップボードにコピーされます。


Webhookを設定する の「kintoneでWebhookを設定する」に従い、このURLをkintone側に設定します。


「テスト実行」をクリックすると、カスタマイズが即時実行されます。 実行時間が加算されますのでご注意ください。

  • この時、「Webhook から渡されたレコードを取得する」のような実際のWebhookとやり取りするような「やること」は実行できませんのでご注意ください。

  • これらの「やること」は実際にkintoneにURLを登録して、kintone側から呼び出すことで実行することが出来るようになります。


定期実行タスクの場合:「スケジュール設定」

スケジュール設定画面は次のようになります。


まず大事なポイントとして、スケジュール設定で指定できるスケジュール間隔は「1年毎」、「1ヶ月毎」、「1週間毎」、「1日毎」、「1時間毎」の5つが選べます(初期値は「1日毎」です)。


それぞれのスケジュール間隔で設定できるパラメータに違いがあるため、ここではそれぞれのスケジュール間隔を選んだ時に設定できる各パラメータについて説明します。


スケジュール間隔:「1年毎」

1年毎を選んだ時の表示は次のようになります。


次回の実行時刻、時間 および実行間隔、実行時間のタイムゾーンを選ぶ事ができます。

また、「予定時刻確認」をクリックすると、現在の設定におけるJob Runnerの実行予定日時が一覧表示されます。


スケジュール間隔:「1ヶ月毎」

1ヶ月毎を選んだ時の表示は次のようになります。


次回の実行時刻、時間 および実行間隔、実行時間のタイムゾーンを選ぶ事ができます。


また、「月の末日に実行」にチェックをしていると、毎月の末日にJob Runnerの実行予定日時が設定されます。


たとえば「月の末日に実行」にチェックを付け、「予定時刻確認」機能で表示すると、次のようになります。


スケジュール間隔:「1週間毎」

1週間毎を選んだ時の表示は次のようになります。


次回の実行時刻、時間 および実行間隔、実行時間のタイムゾーンを選ぶ事ができます。

また、「予定時刻確認」をクリックすると、現在の設定におけるJob Runnerの実行予定日時が一覧表示されます(表示イメージとしては上述と同じになるため省略します)。


スケジュール間隔:「1日毎」

1日毎を選んだ時の表示は次のようになります。


次回の実行時刻、時間 および実行間隔、実行時間のタイムゾーンを選ぶ事ができます。


また、「除外する曜日」の各曜日にチェックをしていると、チェックした曜日を除外した形でJob Runnerの実行予定日時が設定されます。


たとえば「月の末日に実行」で日曜日および土曜日にチェックを付け、「予定時刻確認」機能で表示すると、次のようになります。


スケジュール間隔:「1時間毎」

1時間毎を選んだ時の表示は次のようになります。


次回の実行時刻、時間 および実行間隔、実行時間のタイムゾーンを選ぶ事ができます。


また、「除外する曜日」の各曜日にチェックをしていると、チェックした曜日を除外した形でJob Runnerの実行予定日時が設定され、「除外する時間帯」にて入力した時間帯については、その時間帯を除外した形でJob Runnerの実行予定日時が設定されます(※除外する時間帯については緑の+ボタンで複数指定する事ができます)。


たとえば次のような設定(平日の9時ごろ、12時ごろ、18時ごろにのみ実行時刻を指定)をする事ができます。


スケジュール間隔以外の操作について

「設定を追加」をクリックすると、定期実行のスケジュールを設定することが可能です。スケジュールは複数設定可能です。


またスケジュール間隔の設定値によらず、共通の操作となるものについては次の通りです。

  • 「有効」「無効」を切り替えることができます。

  • 「右上のバツボタン」をクリックすると、該当の設定を削除することが可能です。


設定を追加したら、右下の「設定保存」ボタンを忘れずにクリックしてください。


「直ちに実行」をクリックすると、カスタマイズが即時実行されます。 実行時間が加算されますのでご注意ください。