この記事では、テーブルの最下行のフィールドの値をテーブル外フィールドにセットする方法をご案内します。


完成イメージはこちらです。


アプリの構成

フィールド名

フィールドコード

果物

テーブル外_果物

テーブル外_色

テーブル

テーブル

果物

果物


カスタマイズ

使用する「やること」 と「条件」 は、

やること「フィールド値をまとめてセットする」、条件「レコードを保存する直前(削除時は除く)」です。


カスタマイズのポイントは、やること「フィールド値をまとめてセットする」の「マッピング」の設定です。


テーブル内フィールドは、

=テーブルのフィールドコード[0].フィールドコード

=テーブルのフィールドコード[1].フィールドコード

=テーブルのフィールドコード[2].フィールドコード

のように配列の要素を指定することで行の指定ができるのですが、この配列の要素([]で囲われた数字)をcount関数を用いて指定すれば、最下行を指定することができます。


具体的には、最下行の要素の指定は

テーブルが3行ある場合の要素の指定は[2]

テーブルが5行ある場合の要素の指定は[4]

と指定したいのですが、

count関数を用いると最下行の要素は

[count(テーブルのフィールドコード)-1]

という式で指定できます。


そのため、テーブルの最下行のフィールドの値は

=テーブルのフィールドコード[count(テーブルのフィールドコード)-1].フィールドコード

で指定することができます。



以上で設定は完了です。


お試しいただいて、想定通り動作しないなどありましたら、チャットでお問合せください。