今回は、ボタンを押すだけで現在日時・現在日付・現在時刻をフィールドにセットできるカスタマイズをご紹介します。
テーブル内フィールドにもセット可能です。
■テーブル外フィールドへのセット
1.ボタンの配置
やること「ボタンをフィールド名の右に配置する」を選択し、フィールド「日付」を選択、ラベル「現在日付をセット」と入力します。
条件「追加画面・編集画面・詳細画面のいずれかを表示した時」を選択します。
2.値をセットする設定
やること「フィールドに値をセットする」を選択し、フィールド「日付」を選択し、値「 = today() 」と設定します。
条件「ボタンを押した時」を選択し、ボタン「(アクション)4」を選択します。
3.セットした結果を確認しやすくするための設定
やること「画面をリロードする」を選択し、条件「レコードが自動的に保存された時」を選択します。
なお詳細画面で表示した時には、画面をリロードしないとアクション5でセットされた結果が確認できません。アクション6を設定することで、kintoneユーザー自身が画面をリロードせずとも、セットされた結果が確認出来ます。
以上で、テーブル外フィールドへのセットのカスタマイズは完了です。
■テーブル内フィールドへのセット
1.ボタンの配置
やること「ボタンをフィールド名の右に配置する」を選択し、フィールド「テーブル」を選択、ラベル「現在日時・日付・時刻の行を追加する」と入力します。
条件「追加画面・編集画面を表示した時」を選択します。
2.行を追加する
やること「テーブルに行を追加する」を選択し、テーブル「日付」、追加場所「テーブルの末尾」、各フィールドの値「日時_table= now() 、日付_table= today() 、時刻_table= format(now(), "HH:mm") 」と設定します。
条件「ボタンを押した時」を選択し、ボタン「(アクション)7」を選択します。
3.余計な行を削除する
やること「テーブルから空の行を削除する」を選択、テーブル「テーブル」を選択し、条件「他のアクションの実行が完了した時」を選択します。
なお、最初にテーブルに行を追加する場合、アクション9を設定しないと、空の行の後に行が追加されます(次の画像参照)。アクション9を設定することで、kintoneユーザー自身が空の行を削除する必要がなくなります。
以上でカスタマイズは完了です。
また、ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください!