gusuku Customine カスタマインの歩き方 エラーチェック編
2. 実例に学ぶカスタマイズ作成のポイント

2-2. 入力チェック

2-2-2. 時刻が時間内に入っているかチェックする

前の記事:2-2-1. 顧客リストの郵便番号、TEL、メールの入力をチェックする

次の記事:2-3. 複合キーで重複チェックをレコード保存時に実行 : gusuku support


はじめに

「必須チェック」を実現する他の記事(「条件付き必須チェックを実現するkintoneのカスタマイズ」、「承認者がプロセス管理の「承認」アクションを実行する際に必須チェックを行う」、「複数フィールドのいずれかが必須となるチェック」)では、データが入力されているか否かのチェックを行っていましたが、カスタマインには入力されたデータが正しい値であるかをチェックするための仕組みもあります。


やること「時刻が時間内に入っているかチェックする」を使用すると、例えば出勤・退勤時刻が会社で定められた勤務時間内(例:9:00~18:00)であるかチェックを行い、それ以外の時間が登録された場合にはエラーにすることができます。


今回はこういったエラーチェックを実現するカスタマイズをご紹介します。


アプリ

アプリは次のように準備してください。

※フィールド名とフィールドコードは同じものを指定

フィールド名

フィールドタイプ

備考

出勤

時刻


退勤

時刻


残業

チェックボックス

項目は「残業申請済」1つを設定



カスタマイズ

次のようにカスタマイズを行ってください。


やること「時刻が時間内に入っているかチェックする」、条件「レコードを保存する直前(削除時は除く)」を用います。また、やることのパラメーターで「フィールド」は「出勤」「退勤」を対象に、「開始時刻」は「9:00」、「終了時刻」は「18:00」とし、「日付込みでチェックするか」は「日付は無視して時刻部分のみ比較」としてください。


これにより指定した時間外のデータが入力され、保存しようとすると次のようにエラーとなります。



また条件を組み合わせることによって、特定の場合はエラーチェックしないという事も実現可能です。


例えば残業申請が既にされている場合についてはエラーチェックを行いたくないならば、次の様にカスタマイズを修正します。


すると、次のように「残業」フィールドの「残業申請済」チェックボックスにチェックが入っている時にはエラーチェックの対象外となり、保存ができるようになります。


おわりに

この記事では、時間の入力チェックについてお伝えしました。

こういったカスタマイズを設定していただく事で、丁寧なチェックを実現することができます。


また、gusuku Customineにはエラーチェックが豊富に用意されています。

ぜひ色々試して、必要に応じたエラーチェックを実現してみてください!


ドキュメントサポートページもぜひご活用ください。

また、ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください!


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