これらは同時に使うことができます。ただし値が変わった際、やること「テーブルをスプレッド化する」が改めて動くようにする必要があります。


また再表示を実現するためには、テーブルの外に計算フィールドを用意し、テーブル内の値が変わった時にテーブル外の計算フィールドの値が変わるようなアプリとして頂く必要があります。


具体的な例は次をご覧ください。


前提

次の様なテーブル内に計算フィールドのあるアプリを例とします。

※小計は数字1と数字2を足したものです。計算式は 数字1+数字2 を設定します。

※合計は小計を足したものです。計算式は sum(小計) を設定します。


kintone基本機能では上のような表示となり、各行の小計が数値の値を変える度に自動計算されます。また、その計算結果を受けて合計の値も自動計算されます。


これを、やること「テーブルをスプレッド化する」を使い、次の様なカスタマイズを設定します。


テーブルをスプレッド化した場合、次の様な表示になりますが、上記のカスタマイズの場合、仮に数値を変更しても、右の小計が自動で変わらない動きとなります。


解決方法

こういった時は次のカスタマイズを追加してください。

やること「テーブルをスプレッド化する」、条件「計算フィールドの値が変わった時」を使います。またこの時に条件の「フィールド」パラメータに、テーブル外の計算フィールドである「合計」フィールドを設定します。


すると、数値を変更した時に小計・合計が再計算され、これに伴ってテーブルが改めてスプレッド化され、表示が更新されるようになります。