ダイアログでの入力や表示には、やること「入力ダイアログを表示する」や、「確認ダイアログを表示する」を使います。


それぞれの「やること」について、具体的なカスタマイズを踏まえて使い方を見ていきましょう。


「入力ダイアログを表示する」のカスタマイズ例

やること「入力ダイアログを表示する」のカスタマイズ例は次のようになります。


kintoneのフィールド設定

フィールドを次のように用意します。

※フィールド名とフィールドコードは同一の値を指定しています。


フィールド名/要素ID

フィールドタイプ

input

スペース

入力文字列

文字列(1行)



カスタマイズの設定


アクション1ではやること「ボタンをスペースに配置する」を条件「追加画面・編集画面・詳細画面のいずれかを表示した時」で設定しています。


アクション5、7、8は入力ダイアログを表示し、値を反映するカスタマイズです。


アクション5では、やること「入力ダイアログを表示する」を条件「ボタンを押した時」で指定し、アクション1で設定した「入力」ボタンを押すと入力ダイアログが表示されます。


アクション7では、入力ダイアログで「OK」ボタンが押された場合(条件「確認・入力ダイアログで「OK」を押した時」)、入力ダイアログの内容をやること「フィールドに値をセットする」で入力文字列フィールドにセットします。

この「フィールドに値をセットする」は追加、編集画面の場合は編集中の入力文字列フィールドの値が修正される動きとなり、詳細画面の場合はレコードの入力文字列フィールドを画面の裏で更新する処理となります。


このため、アクション8でやること「画面をリロードする」、条件「他のアクションの実行が完了した時」「現在の画面が詳細画面ならば」とアクションを設定し、詳細画面でアクション7が実行された時にのみ、画面をリロードしています。


「確認ダイアログを表示する」のカスタマイズ例

やること「確認ダイアログを表示する」のカスタマイズ例は次のようになります。


kintoneのフィールド設定

フィールドを次のように用意します。

※フィールド名とフィールドコードは同一の値を指定しています。


フィールド名/要素ID

フィールドタイプ

入力文字列

文字列(1行)

check

スペース



カスタマイズの設定


アクション4ではやること「ボタンをスペースに配置する」を条件「追加画面・編集画面・詳細画面のいずれかを表示した時」で設定しています。


アクション6はやること「確認ダイアログを表示する」を使い、条件「ボタンを押した時」を指定しているので、アクション4で設定した「確認」ボタンを押すと確認ダイアログが表示されます。


まとめ

ダイアログを使った入力や表示は対応する「やること」を使うと、実現することができます。

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