Customineで作成したカスタマイズが「思ったように動かない」ということ、よくありますよね!
そんなときに、アクショングラフを見ると、アクションの繋がり方や順序を確認することができます。
アクショングラフは画面のカスタマイズ・Job Runnerのどちらでも表示が可能です。
アクショングラフの表示方法
メイン画面の右上のアクショングラフボタンを押すと表示されます。
ページメニューの「アクショングラフ」からも表示可能です。
表示箇所の調整、拡大・縮小の方法
表示されたアクショングラフは、マウスのドラッグで上下左右に動かすことができます。
また、マウスのスクロールで拡大・縮小が可能です。
アクショングラフが大きすぎて見づらい場合の調整にご利用ください。
各種表示の説明
イベント
リボンのようなオブジェクトで表示されます。イベント名もアクショングラフ内に表示されます。
やること
「ボタンをメニュー位置に配置する 」や「タブグループにタブを追加する 」などのやることは、四角でアクション番号とボタンやタブの設定文字が表示されます。
矢印とclick
「ボタンを押した時 」や「タブを押した時 」でアクションを繋げた場合、矢印上に「click」の表示が出て、矢印も太く大きくなります。
矢印とall
複数のアクションから「他のアクションの実行が完了した時」で繋がれた場合は、矢印上に「all」の表示が出ます。複数のアクションがすべて終わってから共通で動かしたいアクションがある場合によく使います。
矢印とone
複数のアクションから「いずれかのアクションの実行が完了した時」で繋がれた場合は、矢印上に「one」の表示が出ます。どちらのアクションのあとでも共通で動かしたいアクションがある場合によく使います。
「リストから要素を取り出す」を使った場合は、「one」の矢印が上下に表示されるように設定します。下からの矢印が繰り返しの場合の動きを表します。
枝分かれ
1つのアクションから複数のアクションを「他のアクションの実行が完了した時」でつなぐと、枝分かれした矢印になります。条件によって動かしたいアクションを分岐させたいときによく使います。
点線矢印とall(Job Runnerのみ)
アクションを「レコード全行が準備できた時 」でつなぐと、点線矢印の上に「all」の表示が出ます。
点線矢印とone(Job Runnerのみ)
アクションを「レコード1行が準備できた時 」でつなぐと、点線矢印の上に「one」の表示が出ます。
テスト実行停止(Job Runnerのみ)
アクション番号の左上のグレーの丸い印をクリックすると、テスト実行停止位置の指定ができます。
テスト実行停止状態になると、赤い手のひらマークになり、テスト実行時にこのアクションで実行が止まります。
赤い手のひらマークをクリックすると、元のグレーの丸い印になり、テスト実行停止状態が解除されます。
アクション番号の上にマウスを置いたとき
アクション番号の上にマウスを持ってくると、”やること”の名前が表示されます。
アクション番号をクリックしたとき
アクション番号をクリックすると、そのアクションの簡易的な説明がポップアップ表示されます。
さらに「このアクションに移動」をクリックすると、そのアクション設定位置にジャンプします。「コメント表示」をクリックすると、そのアクションのコメントが表示されます。
コメント表示状態のときに「パラメータ表示」をクリックすると、元の表示に戻ります。
アクショングラフの画像保存方法
アクショングラフを表示している状態で、ページメニューの「ページを画像として保存」を選択すると、アクショングラフを画像として保存することができます。
アクショングラフの画像保存時の注意点
アクショングラフの画像を「ページを画像として保存」で保存する時の注意点として、アクショングラフが初期表示の状態でページ内に収まっていない時は、うまく画像として保存されない(グラフが画像にうまく入らなったり、画像が鮮明にならない)事があります。
具体的には次のような横に長いアクショングラフの場合、
次の様な画像となります。すこし文字が潰れています。
また、次のように縦に長い(画面からアクショングラフ全体が見えない)場合、
そのまま「ページを画像として保存」すると次のようになります。
また、ブラウザ画面の拡大縮小で調整すると次のようにアクショングラフが非常に小さくなってしまう事もあります。
ブラウザで表示サイズを調整して、ページを画像として保存すると、うまく画像が保存できる事もありますが、上記の例のようにうまくいかない事もあります。動作は環境によっても異なりますので、色々とお試し頂ければと思います。
調整しても、どうしてもうまくいかない場合は画面のスクリーンショットをお使い頂く方が良い事もあります。
また、カスタマイズの内容によっては難しい事もありますが、例えば1ページで行っているカスタマイズについて、ページを分けてみるという手段もあります。
参考にして頂ければと思います。