画面上にボタンを配置する「やること」、具体的にはやること「ボタンをスペースに配置する」「ボタンをメニュー位置に配置する」「ボタンをポータルに配置する」「ボタンをフィールド名の右に配置する」でボタンを配置したとき、そのボタンをキーボードから操作したい事はありませんか?
そういう時はやること「ボタンにショートカットキーを割り当てる」を使うとショートカットキーを設定できます。
具体的な例
具体的なアプリとカスタマイズを見てみましょう。
ここでは、追加画面や編集画面でフィールド(文字列(1行))の値をコピーするボタンを作成し、このボタンにショートカットキーを設定します。
アプリ例
次の様なアプリをまず設定します。
※文字列(1行)フィールドのフィールド名とフィールドコードは同じものを指定しています。
コピー元:文字列(1行)フィールド
スペース:スペースフィールド(フィールドコード:copybtn)
コピー先:文字列(1行)フィールド
カスタマイズ例
まず、ボタンを設置して処理を行うためのカスタマイズを設定しましょう。今回はやること「ボタンをスペースに配置する」を使いました。また条件「追加画面・編集画面を表示した時」を設定しています。
ボタンを押した時の処理も続けて設定しましょう。導入部分の説明ではやることを4つ紹介しましたが、今回はやること「フィールドに値をセットする」を使っています。
ボタンの設定ができたので、やること「ボタンにショートカットキーを割り当てる」で設定したボタンにショートカットキーを割り当てましょう。
今回は「i」ボタンをショートカットキーとして割り当てています。この「やること」はやること「ボタンをスペースに配置する」の実行後に動かす必要があるので、1番アクションの実行後に動くように条件を指定しています。
またショートカットキーを設定しても、画面上どのキーがどのボタンのショートカットに対応しているか表示されるわけではないので、やること「スペースに文字を表示する」などを使ってショートカットキーの情報を出してあげると、わかりやすくなっておすすめです。
実際に動かしてみよう
アプリを実際に表示し、「コピー元」に適当な文字列を入力します。
その後、文字列(1行)フィールドではない箇所をクリックし、キーボードの「i」を押すと、次のように「コピー先」に入力した文字がコピーされます。
おわりに
やること「ボタンをスペースに配置する」の実行後に、やること「ボタンにショートカットキーを割り当てる」を動かすとボタンにショートカットキーを設定することができます。
併せて、やること「スペースに文字を表示する」なども使い、操作しやすい画面を作ってみてください。
またご不明な点などございましたら、お気軽にチャットでご質問ください。