ここでは、「関連レコード一覧の条件でレコードを取得する」で取得したレコードをテーブルに追加する方法を色々と紹介します。


1レコードをテーブル1行として追加

関連レコードで表示されているレコードを、「レコードをテーブルに書き出す」でテーブルにそのまま追加できます。


こんな出力です。


設定はこちら。


1レコードをテーブル1行として追加する時に計算値を追加

関連レコードで表示されているレコードをテーブルにそのまま追加した時に、対象レコードの合計を追加すると構成比を計算することができたりします。



設定はこちら。

= sum( $5.数値 )

という式で、5で取得したレコードの数値フィールドの合計を計算しています。

sum 関数」の他にも「max 関数」や「count 関数」なども使用可能です。


レコード内の特定フィールドの重複を削除して、テーブルに追加

関連レコードで企業名や製品名などで重複削除してテーブルに追加します。


設定はこうなります。


レコードから重複を除去する」を使った後に書き出すのがポイントです。

そして、「レコードをテーブルに書き出す」のレコードは「レコードから重複を除去する」のアクションを指定してください。

元になっている「関連レコード一覧の条件でレコードを取得する」を指定すると重複削除前のレコードになります。(ここ、重要です)


個数の箇所は意味がない数値(絞り込みで残ったどれかのレコードの値)になるので、マッピングからはなくしています。


レコード内の特定フィールドの重複を削除して、テーブルに追加する時に同一の値を持つレコードの数値を集計

先ほどのように氏名で重複削除すると、正しい個数を取得することができなくなります。

このような場合は、「findif 関数」と「sum 関数」を使うと計算可能です。




設定はこうなります。

個数の値の式で、重複削除する前のレコード全体で、氏名が同一のレコードの数値を合計します。



このように、取得したレコードを「レコードから重複を除去する」で加工したり、マッピングの式を工夫すると色々な計算や集計が可能です。


是非、お試しください。