あらかじめ、判定したい複数の値を結合した値をセットした判定用のフィールドを用意し、そのフィールドの値と比較することで実現できます。


例えば下記のアプリでは、「入金状況」フィールドの値が”一部入金済”または”未入金”であれば、「入金状況詳細」フィールドへの入力を必須とする、というチェックを行います。


「入金状況チェック」フィールドには、入力チェックを行いたい”一部入金済”と”未入金”を”/”で区切ってセットしてあります。

区切りに使用する文字は何でもよく、”/”である必要はありません。

入力チェックに使いたい文字列の中では使用しない記号や文字を指定してください。



Customine でのカスタマイズ例は下記です。


レコード保存のタイミング「レコードを保存する直前(削除時は除く)」で、フィールドの入力チェックを行っています。

一つ目の「フィールド値が特定の値ならば」は、下記の設定です。

  • フィールド:入金状況チェック

  • 条件:含まれる

  • 比較値:/${入金状況}/
    →実行時は、 /未入金/ のように「入金状況」フィールドの値が”/”で挟まれた文字列になります。

このように指定すると、入金状況フィールドの値を”/”(スラッシュ)で挟んだ値が、「入金状況チェック」フィールドの値に含まれれば、という意味になります。


二つ目の「フィールド値が特定の値ならば」は条件は、「入金状況詳細」が未入力の時、という意味です。

以上でカスタマイズは完了です。



「kintoneアプリへ登録」し、「入金状況」フィールドで”未入金”または「一部入金済」を選択し、「入金状況詳細」を未入力の状態でレコードを保存しようとすると、下記のようなエラーメッセージが表示されます。


入力チェック用の「入金状況チェック」フィールドの値は、Customineのやること「フィールドに値をセットする」でセットすることもできますが、常に同じ値をセットするのであれば、kintoneアプリの設定で初期値としてセットするのもおすすめです。


ユーザーに編集されないように「フィールドを無効化する」で編集不可としておくのも良いかと思います。

色々お試しください。


ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください。

Customineドキュメントサポートページもぜひご活用ください。