今回はプロセス管理のアクションを行う際に必須チェックをする方法をご紹介します!
最初は入力しなくていけど、プロセス管理で次のステータスに進ませる時には入れておかないといけない項目ってありますよね?
kintoneの標準機能では、特定の項目が入力されている時のみ、アクションのボタンを表示させる設定ができますが、ボタンが表示されたり消えたりするとユーザーが混乱するかもしれません。
そこで、プロセス管理のアクションを行う際に必須チェックをして、空になっていたら進ませないようにするカスタマイズをお勧めします!
Customineの基本的な事柄は、「はじめてのカスタマイズ」をご覧ください。
Customineの設定
これは必須チェック対象が「完了時必須」というフィールドで、ステータスを「完了」にする時に必須チェックを行いたい場合の設定です。
カスタマイズはこの1行だけでいいです。
必須チェックをしたいフィールドが複数ある場合は、このアクションをその数だけ増やしてください。
やること
「レコードにエラーをセットする」「レコードの保存をキャンセルする」「エラーダイアログを表示して保存をキャンセルする」のいずれかを使います。
これらはプロセス管理のアクション時に実行するとアクションをキャンセルさせることができます。
条件
「プロセス管理のアクションを実行した時」を使います。
さらに、「フィールド値が特定の値ならば」で対象のフィールドが空の時のみに実行することで、必須チェックができるようになります。
この「フィールド値が特定の値ならば」の設定を変えることで、空かどうか以外にも様々な値のチェックが可能です。
応用編
やることのカテゴリー「エラーチェック」には、「電話番号書式をチェックする」「文字数をチェックする」などいろいろなエラーチェックが用意されています。これらを利用したチェックをプロセス管理のアクション時に行い、エラーがある場合はアクションをキャンセルさせることができます。
ただし、「電話番号書式をチェックする」「文字数をチェックする」などにはプロセス管理のアクションをキャンセルさせる効果はないので、「エラーチェックを行ってエラーがあった時」でエラーを感知して「レコードにエラーをセットする」等を実行します。
プロセス管理のアクション時にエラーチェックをする。
1でエラーがあった場合はプロセス管理のアクションをキャンセルする
という2アクションになります。
ご不明点等ございましたら、チャットにてご質問ください!
Customineドキュメントやサポートページもぜひご活用ください。