日報アプリなど日付フィールドにレコードを作成した日付を初期値として入れておきたい場合って多いですよね。
kintone標準機能では、レコードを新規作成するときは初期値として今日の日付を入れることができますが、
別のレコードを再利用すると、元のレコードの日付までコピーされてしまい、ついつい今日の日付に変えるのを忘れてしまいます。
実は、再利用時にも今日の日付を自動で入れるカスタマイズ、Customineなら簡単に実現できます!
Customineの基本的な事柄は、こちらの「はじめてのカスタマイズ」をご参照ください。
アプリのフォーム
アプリのフォームは以下の通りです。
フィールドタイプ
報告日:日付
「初期値をレコード登録日の日付を初期値にする」チェックボックスは
オンでもオフでも構いません。
作成者:作成者
議論や相談事項:文字列複数行
Customineの設定
Customineなら以下の設定だけでOK!
特定の日付を取得する
やることの設定
・「やること」:「特定の日付を取得する」を使用します。
・「日付」:今回は「今日」を選択します。
「明日」「今月月初」「今月末日」「本年年末」「来年度初日」など、
多彩な選択肢があります。
・セット先フィールド:報告日フィールドを選択します。
条件の設定
条件「再利用モードで追加画面を表示した時」を選択します。
今回は再利用ボタンを押したときに「報告日」を今日にしたいのでこれで大丈夫ですが、
もし通常の追加ボタンを押したときも同じようにセットしたいのであれば、「追加画面を表示した時」にしてください。普通の場合はフィールドの初期値を設定するのですが、条件によって初期値が変わる場合などに便利です。
設定が終わったら、「kintoneアプリへ登録」し、ちゃんと動くか確認しましょう。
報告日に別の日付の入っているレコードを再利用して、報告日に今日の日付が入っていたら成功です!
まとめ
今回紹介した「特定の日付を取得する」「追加画面を表示した時」「再利用モードで追加画面を表示した時」はどれも汎用性が高く、いろんな場面で使用できます。ぜひ色々工夫して、業務に合わせたカスタマイズをして頂ければと思います。