今回は、予約管理アプリにおいて、予約の重複を防ぐ(チェックする)ためのカスタマイズ方法をご紹介します。

予約を「1件ごとにレコードで管理している場合」と「1つのテーブル行で管理している場合」では、必要となるカスタマイズが異なりますので、それぞれについて解説します。


■1件ごとにレコードで管理している場合

1.入力時にエラーを出せるように条件を設定

やること「なにもしない」を選択します。

条件「フィールドの値を編集して値が変わった時」を選択し、フィールド「開始日、終了日」を選択します。

また、追加条件「フィールド値が空でないならば」を選択し、フィールド「開始日」を選択します。さらに条件を追加し、追加条件「フィールド値が空でないならば」を選択し、フィールド「終了日」を選択します。


2.保存時にもエラーを出せるように条件を設定

やること「なにもしない」を選択します。

条件「レコードを保存する直前(削除時は除く)」を選択します。


3.重複しているレコード(予約)を取得する

やること「条件を組み立ててレコードを取得する」を選択し、取得元アプリ「予約管理」を選択します。検索条件は、画像のように設定します。

条件「いずれかのアクションの実行が完了した時」を選択し、アクション「(アクション番号)15,16」を選択します。


4.重複しているレコードがあればエラーを表示する

やること「エラーダイアログを表示して保存をキャンセルする」を選択し、メッセージ「重複する予約があるため、保存できません。」と入力します。

条件「他のアクションの実行が完了した時」を選択し、アクション「(アクション番号)17」を選択します。条件を追加し、「レコード件数が1件以上ならば」を選択し、アクション「(アクション番号)17」を選択します。


以上でカスタマイズは完了です。



■1つのテーブル行で管理している場合

1.入力時にエラーを出せるように条件を設定

やること「なにもしない」を選択します。

条件「フィールドの値を編集して値が変わった時」を選択し、フィールド「開始日時、終了日時」を選択します。


2.保存時にもエラーを出せるように条件を設定

やること「なにもしない」を選択します。

条件「レコードを保存する直前(削除時は除く)」を選択します。


3.テーブル内での重複をチェックする

やること「テーブル内の日付範囲に重なりがないかチェックする」を選択し、開始時刻「開始日時」、終了時刻「終了日時」を選択します。

条件「いずれかのアクションの実行が完了した時」を選択し、アクション「(アクション番号)5,6」を選択します。


以上でカスタマイズは完了です。




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