一覧画面でフィールド背景色を変えたいようなケースはよくあると思います。

次の記事でもカスタマイズ例を紹介しています。

レコード一覧とレコード詳細画面で条件書式を設定する


今回は次のような状況を想定してみます。

・問い合わせフォームの入力がアプリに自動登録されている

・レコード追加時は 未対応 になっている

・長い間 未対応 の場合に、経過時間で背景色を段階的に変えて気づけるようにしたい


いろいろな実現方法が考えられますが、今回は条件「2つの時刻を比較して条件を満たすならば」を使い、一覧画面を表示時に、指定した時間の範囲でフィールド背景色を変更するカスタマイズを実現します。


カスタマイズするアプリ

次のアプリを準備してください。

※フィールド名とフィールドコードは同じものを指定します。

フィールド名

フィールドタイプ

備考

状態

チェックボックス

項目は「未対応」「対応中」「対応完了」を設定します。

メモ

文字列(1行)

※本フィールドはカスタマイズには使用しません。


※その他に作成日時を利用します。


編集画面の例は次のようになります。


また、一覧画面では次のように経過時間によって背景色が変わります。


カスタマイズ

4,5,6の「やること」は全て「フィールド背景色を変更する」を使います。

アクショングラフより


作成日時が現在時刻より1分〜3分前の時は背景色を黄色にする

条件「一覧画面を表示した時」に条件「フィールド値が特定の値ならば」を組み合わせる事で、状態が未対応の時だけにします。

更に条件「2つの時刻を比較して条件を満たすならば」で時間範囲を指定します。now関数で現在時刻を取得できるので、そこから1分前よりも前との条件と、3分前よりも後の条件を指定します。




作成日時が現在時刻より3分〜5分前の時は背景色を紫色にする

先ほどと設定はほぼ同じで、Bに対して加減する値だけが変わります。

作成日時が現在時刻より5分より前の時は背景色を赤色にする

最後は範囲指定ではないので、使う条件「2つの時刻を比較して条件を満たすならば」は1つだけになります。

まとめ

一覧画面で背景色を変えたい時は、色々な条件を組み合わせてみて下さい。


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