「特定の日付を取得する」は操作している当日を基準としているため、日付フィールドの値を基準にすることは出来ません。
しかし、”伝票納品日の翌月末”を取得したいというケースもよくあると思いますので、今回は「日付を計算する」を使って、いろいろな”特定の日付”を計算してみたいと思います。
※今は、「基準日から特定の日付を取得する」が出来ているので、そちらを使う方が簡単に"特定の日付"を計算することができます。
今回のカスタマイズで出来ること
基準日の今月月初を計算
基準日の今月末日を計算
基準日の先月月初を計算
基準日の先月末日を計算
基準日の来月月初を計算
基準日の来月末日を計算
サンプルアプリとして以下のフィールドを作成しました。
編集画面では次のようになります。
Customineの設定
今回は、設定の早見表のような感じで、1つ1つの設定を紹介していきます。
基準日の今月月初を計算
format関数で基準日の年と月と1日という固定値をセットします。
この指定方法が、この後の様々な日付計算の元になります。
基準日の今月末日を計算
基準日の今月月初から1ヶ月後の日付を計算し、そこから1日戻します。
基準日の先月月初を計算
基準日の今月月初から1ヶ月前(-1か月後)の日付を計算します。
基準日の先月末日を計算
基準日の今月月初から1日前(-1日後)の日付を計算します。
基準日の来月月初を計算
基準日の今月月初から1ヶ月後の日付を計算します。
基準日の来月末日を計算
基準日の今月月初から2ヶ月後の日付を計算し、そこから1日戻します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
月末というのは月だったり閏年だったりで変動しますが、月初は常に1日なのでそこを起点とする方法で月末を取得しています。
例えば「翌月の15日」とだと、format関数で ”YYYY-MM-15” と指定すれば可能だったりと、format関数は応用が効きますので業務に合わせて色々とお試しください。