編集画面でフィールド値を間違えて消した時など、最初の値に戻したい場合があります。または、値の変更は良いけれど空欄にするのは駄目という場合も考えられます。
そういうケースに対応するため、保存時にフィールドが空欄ならば最初の値をセットするカスタマイズを作成してみます。
今回のカスタマイズで出来ること
フィールドが空欄だったら、編集画面表示時の値をセットする
アプリの準備
サンプルアプリとして以下のフィールドを作成しました。
スケジュール登録
フィールド名 | フィールドコード | フィールドタイプ、他 |
タイトル | タイトル | 文字列 |
日付 | 日付 | 日付 |
チェックボックス | チェックボックス | チェックボックス |
編集画面では次のようになります。
Customineの設定
全体の流れはこのようになります。
追加画面・編集画面を表示した時の処理
「編集中のレコードデータを退避する」で、編集中のレコードデータを退避します。
レコードを保存する直前
指定のフィールドに値がない場合は、保存されているデータからコピーします。値を選択するときはアクション番号を選ぶとフィールドが出てくるので、手で入力しなくても大丈夫です。
まとめ
今回は保存時にフィールドが空欄の場合に値を戻しましたが、編集画面にボタンを追加してボタンを押した時に値を戻すという動きもあるかと思います。
用途に合わせてお使いください。