現在のところ、kintoneのAPIの制限及びCustomineの仕様により、kintoneの「言語ごとの名称」に連動するカスタマイズには対応しておりません。


条件の比較値などは、言語の変更によって変わらない値や、どの言語圏の利用者でも読める表記(例えば英語など)を利用されることを強くおすすめいたします。


「言語ごとの名称」設定の例

例えば例として、このような言語ごとの名称が設定されたアプリを考えます。

ドロップダウンとチェックボックスの値が、それぞれの言語で設定されています。このアプリに対するカスタマイズを考えてみます。


動作しないカスタマイズの具体例:条件の値

例えばこのように、「フィールド値が特定の値ならば」で「みかん」と日本語(デフォルト)で設定した値を条件に用いた場合に問題が起こります。

この条件は、言語設定が日本語以外のユーザーがこのカスタマイズを実行した際には、必ず満たされません。


意図したカスタマイズを作成することが出来ませんので、「言語ごとの名称」設定を削除の上、値を言語ごとではなく共通の値を利用するようにしてください。


動作しないカスタマイズの具体例:検索するフィールド


例えばこのように、「一覧画面にキーワードで検索する検索フォームを設置する」でドロップダウンやチェックボックスを検索しようとすると、日本語(デフォルト)で設定した以外の言語のユーザーでは以下のようなエラーになります。


> Cannot find the item of “その1” in the “ドロップダウン” field. If the name of the item is localized, specify the name according to the language you are using.


「言語ごとの名称」設定を削除の上、チェックボックスやドロップダウンの値を、言語ごとではなく共通の値を利用するようにしてください。