何かの値を元に他アプリから値を取得することはよくあります。kintoneでもルックアップや関連レコードというフィールドタイプが用意されています。

 

ただ、それぞれ一長一短あるので、次のようにキーを入力すると項目名を取得する方法に絞って考えてみます。

 

 

サンプルデータとして別アプリに以下のようにレコードを作成します。

 

 

Customineの設定は次のようになります。

 

フィールドの値を編集して値が変わった時」に「他のアプリからフィールドの値をコピーする」で、フィールド値が変わった時に自動で他レコードから値を取得します。

 

これで、キーの値が変わった時に項目名が更新できます。

 

なお、キーの値が変わった時にルックアップフィールドに値をセットしてから、「ルックアップを取得しなおす」するという方法もあります。

 

地味だけどルックアップとの大きな違い

先ほども書いたようにルックアップでも同じような動きが出来るのですが、キーの値が部分一致する場合に違いがあります。

先ほどの3つのどの値でも「他のアプリからフィールドの値をコピーする」であれば値を取得できます。

 

しかし、ルックアップの場合は「山本」の場合は自動で値がセットされず、ダイアログが表示されます。これは、キーを重複禁止にしていても値が部分一致して複数合致する場合は自動セットできないというkintoneの仕様のためです。

そして、「山」の場合に自動セットできるのは、日本語1文字の検索ができないというkintoneの制限が影響しています。

こちらのkintoneヘルプ(データを検索する)もご確認ください。

 

まとめ

Customineの「やること」には多機能なものが色々とあります。また新しい「やること」もどんどんと増えていますので、ドキュメントのページを眺めていただくと用途にあったものが見つかるかもしれません。

 

是非、ご覧ください。