こちらのTIPS(ユーザー操作ログ記録)では、アプリを操作した時に表示した画面を履歴保存しています。

同様のケースで、ステータスを変更した時の情報を履歴保存する方法を紹介します。


今回のカスタマイズで出来ること

  • プロセス管理のステータス変更時に、変更情報をレコードとして追加する



追加先アプリには以下のフィールドを作成しました

フィールド名

フィールドコード

フィールドタイプ

実行したプロセス管理アクション

実行したプロセス管理アクション

文字列1行

変更前のステータス

変更前のステータス

文字列1行

変更後のステータス

変更後のステータス

文字列1行

作業した人

作業した人

ユーザー選択

なお、プロセス管理を実行した時の日時も必要なのですがフィールドが増えるのも無駄なので、レコードの作成日時で代用します。必要があればフィールド名を変更するなど(「プロセス実行日時」などに)してください。


Customineの設定

プロセス管理のアクションを実行した時に、必要な情報を取得してその値をレコードで書き出します。

アクショングラフに「やること」の名称を追加





全体の設定は次のようになります。

プロセス管理のアクションを実行した時」に「プロセス管理アクションの情報を取得する」で値を取得します。

今回は、「実行したプロセス管理アクション」「変更前のステータス」「変更後のステータス」の3つを取得しています。


プロセス管理アクションの情報を取得する」の制限事項として、「条件」は「プロセス管理のアクションを実行した時」である必要があるため、4番では1番から3番の全てが終わってから処理が進むように「他のアクションの実行が完了した時」で1,2,3を指定しています。


最後に、「レコードを追加する」で各値をマッピングで指定してレコードを追加します。ユーザー選択は、$4.code となることに注意してください。


まとめ

プロセス管理のアクションを実行した時」は、

「プロセス管理アクション」や「変更前プロセス管理ステータス」や「変更後プロセス管理ステータス」などで実行条件を絞ることも可能です。

重要なアクションだけ記録するとか、用途に合わせてお使いください。

 

また、プロセス管理を実行したレコードのフィールド値もマッピングに追加可能なので、重要な値があればステータス履歴保存側のアプリだけで管理も可能と思います。

 

なお、元のレコードから参照したい場合は、元のレコードに関連レコードを追加してマッピングにレコード番号を追加すれば紐づける事も出来ると思います。

 

組み合わせると、いろいろなケースに対応可能と思いますので、ぜひお試しください。