ひとつのkintoneアプリに対して複数のカスタマイズを作成した場合、最後に「kintoneアプリへ登録」したカスタマイズのみが有効になります。


例えば、ひとつのkintoneアプリ「顧客マスタ」に対してカスタマイズを複数作成する事が可能ですが、kintoneアプリで有効になるのはいずれかひとつのカスタマイズです。



Customineは「kintoneアプリへ登録」ボタンが押されると、kintoneアプリにJavaScriptを登録します。

その際に、kintoneアプリに登録済みの既存のJavaScriptは上書きされ、後で登録されたJavaScriptのみが有効になります。


そのため、ひとつのkintoneアプリに対して複数のカスタマイズを作成しても、カスタマイズをkintoneアプリ上で共存させることはできず、最後に登録したカスタマイズのみが有効となります。


もし、カスタマイズが複数作成できなければ、kintoneアプリに複数の機能を設定することができないと思っておられるとしたら、ご心配には及びません。

ひとつのカスタマイズの中に複数のアクションを作成できますので、カスタマイズがひとつでも複数の機能をkintoneアプリに設定することは可能です。


また、アクションをグループ化する「ページ」をご利用いただければ、入力チェックのアクションをまとめたページ、他のアプリへのデータ更新をまとめたページ・・・、のように機能ごとにアクションをまとめることもできます。


このように、様々な機能をひとつのカスタマイズの中で実現することができます。

ですので、複数の機能を実現するためにひとつのkintoneアプリのカスタマイズを複数作成する必要はありません。


Customineの使い方ややること、条件の考え方についてははじめてのカスタマイズ:一覧画面の条件書式設定のカスタマイズでもご紹介していますので、ご覧になってみてください。


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Customineドキュメントサポートページもぜひご活用ください。