「添付ファイルをコピーする」で添付ファイルをコピーした後は、
などの、フィールドマッピングで値のセットができ、かつ値のセット後にレコードの保存が行われるタイプのやることで添付ファイルフィールドにセットを行ってください。
下記ページでレコード再利用時に添付ファイルをコピーする例を説明していますので、こちらもご覧ください。
レコード再利用時に値クリアと添付ファイルコピー:
https://support.gusuku.io/ja-JP/support/solutions/articles/36000130980
同じレコード内で添付ファイルをコピーするカスタマイズ例:
下記の例では、1つのアプリに2つの添付ファイルフィールドがあり、コピー元フィールドにファイルを添付しレコードを保存すると、コピー先フィールドに添付ファイルがコピーされます。
※フィールド名とフィールドコードは同じに設定しています。
レコード保存後は下記のように、コピー元フィールドからコピー先フィールドに添付ファイルがコピーされます。
Customineでのカスタマイズは下記です。
やること「添付ファイルをコピーする」でコピー元フィールドから添付ファイルをコピーし、「レコードを更新する(キーの値を直接指定)」でコピー先フィールドにセットします。
添付ファイルをコピー元フィールドからコピー
やること
やること「添付ファイルをコピーする」を選択します。
コピー元添付ファイルフィールドには「コピー元」を指定しました。
条件
条件(タイミング)は「レコードを保存した直後(削除後は除く)」を選択します。
「添付ファイルをコピーする」は、添付ファイルを保存したレコードが保存されてから実行する必要があります。
レコード追加画面や編集画面でユーザーが添付ファイルを追加し、保存が完了する前の状態で「添付ファイルをコピーする」を実行しても添付ファイルはコピーされません。
今回のように「レコードを保存した直後(削除後は除く)」のタイミングで実行するか、または詳細画面で実行するなど添付ファイルを添付したレコードが保存されてから処理を行うようにしてください。
コピーした添付ファイルをコピー先フィールドにセット
やること
「レコードを更新する(キーの値を直接指定)」を選択します。
このやることは、下記のようにマッピングで値のセット先を指定します。
アクション番号1でコピーした添付ファイルを、コピー先フィールドにセットしています。
kintoneの仕様で、追加画面・編集画面では添付ファイルフィールドに添付ファイルをアップロードさせることはできないため、
「フィールドに値をセットする」などのやることでは、セット先に添付ファイルフィールドを選択できません。
コピー後の添付ファイルのセットは、
「レコードを追加する」「レコードを更新する(キーの値を直接指定)」などの、レコードを追加・更新するやることをお使いください。
条件
添付ファイルのコピーが完了してからセットを行いたいので「他のアクションの実行が完了した時」を選択します。
アクションは、添付ファイルのコピーを行うアクション「1」を指定します。
以上で、添付ファイルのコピーとセットは完了です。
マッピングで値をセットするタイプの「やること」について:
やること「フィールド値をまとめてセットする」はフィールドマッピングで値のセットができますが、フィールドに値をセットするだけでレコードの保存は行わないため、添付ファイルのセットには使えません。
ご注意ください。