ユーザー選択フィールドでユーザーを一人しか選択できないようにしたいときってありますよね?

たとえばタスク管理やToDoなどは、ユーザーを複数選択できてしまうと誰が対応するべきか、わからなくなってしまう事があります。


そこで今回は、ユーザー選択フィールドで複数のユーザーが選択された状態で保存しようとするとエラーになるカスタマイズをご紹介します!


Customineの基本的な事柄は、こちらの「はじめてのカスタマイズ」をご参照ください。


アプリのフォーム

アプリのフォームは次の通りです。


※それぞれのフィールド名と、フィールドコードは同一のものを設定しています。

※「担当者」フィールド以外のフィールドは、配置しなくともカスタマイズの検証が可能です。


「タスク名」:文字列(1行)フィールド

「担当者」:ユーザー選択フィールド

「締切日」:日付フィールド

    ・初期値:「レコード登録日の日付を初期値にする」のチェックを外す

「開始日」:日付フィールド

    ・初期値:「レコード登録日の日付を初期値にする」のチェックを外す

「終了日」:日付フィールド

    ・初期値:「レコード登録日の日付を初期値にする」のチェックを外す


Customineの設定

Customineなら以下の設定だけで済みます!

やること

レコードにエラーをセットする」を使用します。レコード保存直前に実行されると、レコード保存を中断し、画面上部にエラーを表示します。エラーメッセージは「担当者は一人しか指定できません。」と設定します。


条件

レコードを保存する直前(削除時は除く)」を使用します。「担当者」でユーザーが複数選択されているときのみエラーを表示したいので、「項目を2件以上選択しているならば」を条件に追加します。


設定が完了したら、「kintoneアプリへ登録」し、動作を確認してみましょう!


ユーザーを複数選択して保存しようとすると画面にエラーが表示されました!

実は、一覧画面で編集した時もちゃんとエラーが表示されます!



今回は「レコードにエラーをセットする」を使用しましたが、その代わりに「フィールドエラーを表示する」を使ってもいいと思います。こちらの「やること」だと指定したフィールドの下にエラーを表示することができ、その場合は次のように表示されます。

両方表示させるのもアリですよ!


Customineはやりたいことをすぐに試すことができます。いろいろ試して、業務に合わせたカスタマイズをして頂ければと思います。


また、Customineドキュメントサポートページもぜひご活用ください。